暑中見舞いとは
暑中見舞いとは、盆礼が簡略化したものだということを初めて知りました。明治維新後に郵便制度が発達して定着したそうです。
昔、人々は1年を2期に分けて考えており、その始まりが正月と盆でした。人々は期の始まりに、贈答品を持って「今期もよろしく」 と挨拶回りに走り、もしくは挨拶の集いに参加しました。さすがに遠方のお宅には訪問することができないので、江戸時代の身分のある人々は飛脚便などを使っ て書状や贈り物を届けました。
これらの習慣が明治6年に日本のハガキ郵便配達が始まったのを機に、遠方以外の人にも挨拶状を送る習慣が広まっていきました。年賀郵便の制度は明治 39年に始まり、昭和24年にはお年玉つきハガキが発売され、年賀状の普及に拍車をかけました。一方、暑中見舞いハガキを送る習慣が広まったのは大正時代 のようです。このように通信手段の変化と共に日本の文化も変わっていったようですね。
参考までに、暑中見舞いは小暑〔しょうしょ〕(太陽暦の7/8頃)から立秋(太陽暦の8/8頃)までに出します。暑中見舞いは喪中と関係なく出せるので、その分年賀状よりも気軽に送ることができます。
現代の新しい通信手段=インターネットが私たちの文化をどんな風に変えるのか見守りたいです。
(K.K)